1914年:第一次世界大戦の発端であるサラエボ事件が発生した。オーストリア=ハンガリー帝国の皇位継承者フランツ・フェルディナント大公とその妃ゾフィー・ホーエンベルク公爵夫人がボスニア=ヘルツェゴビナのサラエボを訪問中に、ボスニア・セルビア人の青年ガヴリロ・プリンチップ によって銃撃され暗殺された。 この事件の背景には、バルカン半島におけるオーストリアとセルビアの対立があった。オーストリアは同地域